エイリアスとはコマンドのショートカットのことを意味します。
例えば、git add
というコマンドをエイリアスにすることで、ga
と短くすることができます。
省略するコマンドは自由に設定できるので、よく使うコマンドを設定しておくと開発速度がかなり上がります。
この記事ではエイリアスの設定方法とおすすめの設定をご紹介します。
.zshrcの編集方法
エイリアスの設定はホームディレクトリにある~/.zshrc
記載します。
.zshrcの編集方法は2つあります。
Finderからファイルを開く
まずはFinderを開きます。
~/.zshrcは隠しファイルなので、表示されていない場合は「command」+「shift」+「.」のコマンドで表示することができます。
隠しファイルの表示なし | 隠しファイルの表示あり |
.zshrcをクリックすることでファイルが開き編集できるようになります。
vimで編集する
ターミナルからvimで編集することもできます。
下記のコマンドで.zshrcを編集できるようになります。
$ vim .zshrc
編集したら:wq
でファイルを保存してからvimを抜けるましょう。
おすすめのGitエイリアス設定
エイリアス設定 (コピペOK!)
以下は私が実際に使用しているエイリアス一覧です。
zshrcにコピペで使用できます。
alias his='history -100' alias hisg='history -1000 | grep' alias ga='git add' alias gd='git diff' alias gs='git status' alias gb='git branch' alias gch='git checkout' alias gco='git commit -m' alias greco='git commit --amend --no-edit' alias gsu='git stash -u' alias gsp='git stash pop' alias glog='git log --oneline' alias greset='git reset --soft HEAD\^' alias gcp='git cherry-pick'
エイリアスに設定すべきでないコマンド
リモートリポジトリが絡むコマンドは、安全重視でエイリアスは使わないことをおすすめします。
例えばgit push
をgp
と設定していて、他のコマンドと間違えてgp
とすると意図せずpushすることになってしまいます。
- git push
- git pull
- git fetch
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